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| トンネル内壁用鋳鉄製円形セグメント板をローラーコンベアでタッチアップ塗装ステーションに運び、ロボットにより吹付け塗装をした塗り残し部分を、作業者が吹付け塗装をして補修する。 |
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図の現状の吹出ユニットのある部分に上方排気フードが設置されていたが、ほとんど排気せず周辺に拡散していた。
尚、一般に有機溶剤を上方へ吸引する事も不合理である。 |
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作業床をかさ上げして吸込みチャンバを作り、作業者足許を吸込み口にした。
天井部に設けたプッシュ装置から一様流の空気を吹き出して作業者の呼吸域を保護すると共に、同じ気流にのせて下流側で発生する有機溶剤含有汚染空気を周囲に拡散せずプル開口まで運び、一様流プル気流により排出するプッシュ・プル換気装置を設置した。
吹出しはフィルター・風量調整ダンパー・気流の方向変換用レジスター羽等を組み込んだユニットにより有圧扇で室内空気を吹き出す。
排出は床グリッド部から吸込んだ汚染空気を吸込面下部に設けたフィルターに通して除塵して、既設ダクトに接続し既設脱臭装置を経て外気に排出する。
【気流の流れ】
吹出し・吸込みの方向軸が完全に一致していない（ズレ）タイプであるが、図の様に品物にあたったプッシュ流れは、品物表面が凹面であっても滞留せず、またハネ返らず品物表面に沿って排気口へとスムーズに流れる。 |
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