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シャーシフレーム溶接作業場にキャノピーフードが設置されていたが、フードの位置がヒューム発生源と離れており発生したヒュームは殆ど吸引されずに工場内に洩れて環境を悪化させていた。 |
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ヒューム発生源上部に一様流吹出ユニットを設置、また作業者足許に ピットを設けて一様流吸込ユニットを設置した。
吹出速度約0.7m/sで均一に吹出し熱気流で上部へ舞上るヒュームを折り曲げて下部吸込面迄搬送し、一様流吸込ユニットにより、吸引したヒュームを排気ダクトにて屋外に放出した。 |
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【 特徴 】 |
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1. |
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天井にクレーンが設置されているが、その上部に吹出装置を設置した。 |
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2. |
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吹出装置ユニットのチャンバは天地方向幅60cmという制約された小空間で、一様流調整装置を使用する事により各吹出面からの速度を均一に分布した。 |
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3. |
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地上から5mという高さにプッシュ装置を設置し、周囲空間が全開放という条件で、天井吹出しから下方床まで一様速度分布で垂直な流れ気流の形成が出来た。 |
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4. |
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溶接ヒューム発生源はしばしば移動するが、局排であれば移動につれて、かなり高頻度で吸込口を移動しなければならないが、本装置ではその必要なく自由に作業だけを実施すれば良い。 |
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5. |
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溶接ヒュームは直ちに下方に吸引される。品物の形状によっては形に沿って一旦上昇する煙も形状端点からは上昇せず、直ちに下方へ下降し排出される。 |
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6. |
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溶接個所の周辺はプッシュ・プル気流で囲まれている為、ヒュームは周辺に拡散される事がない。 |
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7. |
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吸込み長さ6mを2方向に分け、各吸込系3mの吸引距離に於いて、各吸込速度分布を均一にする事が出来た。 |
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